高校の同級生が撮った映画。悪くは書き辛い。でも中野くんありがとう。胸張って面白いと言える!泣いた。――― ブラックマヨネーズ 吉田 敬
心がヒリヒリした。誰が悪いのでもなく、誰が不幸なのでもない。ただみんな、寂しいだけ。『チチを撮りに』はセックな眼差しでそう呟く。人間と家庭を洒脱に描いたキュートな傑作。――― 山本 寛 (アニメーション監督・演出家)
お袋はさぁ、たまたま俺のお袋だけどさ、「世界で一番愛してる」とここにだけ書いとくよ。そんな気にさせる映画。――― 土屋 豊 (映画監督)
お母ちゃんの強さと子どもへの想いに元気をもらった!みんな前向きになれるような気持ちの良い映画!――― 土屋アンナ (モデル・アーティスト)
三人の女性が出てくる。監督は男性である。「男性が描く女性」というものを、私はこれまでどこか信用していなかったのですが、この映画は違いました。監督の、女性への敬意が、ちゃんと映っていました。――― 横浜聡子 (映画監督)
『チチを撮りに』は、家族という絆の、もろさと強さを、しっかり見据えて、こまやかに描いた秀作である。新人の中野量太監督のおちつきはらった語り口がとてもいい。――― 佐藤忠男 (日本映画大学学長・映画評論家)
シングルマザーとして自分たちを育ててきた母のプライドを「かっこいい」と評価する2人の娘に、自分の経験(私もシングルマザー)も重ねながら共感しました。ユーモアもあり泣き、笑い、2つの喜怒哀楽を味わえる素敵な作品だと思いました。沢山の親子に見て欲しいです。――― 新川てるえ (NPO法人ウインク理事・作家)
家族という集団のそれぞれの思いは、ホントに不思議で複雑で、でもだから面白くて愛おしいんだなとあらためて思いました。寒い日に見ると、心がほっこりしてより楽しめると思います。そんな映画です。――― 山崎 貴 (映画監督)
映画の中にかけがえのない夏がある。その夏が終わって行く。でも、母である事、父である事、娘である事は終わって行かない。なかなか大変そうだ——。でも、その大変さの中に、親子という不思議な関係の価値と強さと輝きを感じることができる。儚く、自然で、清々しく、そして楽しい。――― 犬童一心 (映画監督)
映像表現のインパクトや題材の奇抜さを主張する監督とは違い、等身大の人間をささやかな愛情を持って誠実に描こうとする映画監督が育っていることが何より嬉しい。――― 桝井省志 (アルタミラピクチャーズ・映画プロデューサー)
「道」は果てしないけど、母はいつもそこにいてくれる。ただそれだけのことなのに、なぜ涙がとまらないのだろう。――― 杉野希妃 (女優・映画プロデューサー)